この記事には、レース結果や概略、解説等は一切掲載しておりません。
あくまでも、実況アナウンサーの個人的防忘録、裏側を載せているものです。
また、記事掲載にあたって、個人の見解・体験のものであることをご承知の上、ご覧ください。
重ね重ねになりますが、特定の施設を中傷するものではありません。場所の特定はお控えください。

初日は天候も晴れ模様で、レースとしては恵まれた天候でした。
夕方には予定通りに終わりまして、翌日に備えるわけですが…。

基本、私は仕事等の場合は、一回家に戻るようにしております。
あらゆる日程でも、基本は家に戻れるときには、戻ります。
以前は東京日帰り、大阪日帰り、沖縄日帰りということもあったっけ…。

オートポリスから自宅までは、車で約1時間半です。
いわゆる1day(1日完結)の日程だったら往復でも構わないのですが、今回は2日間。
最初は往復を考えていたのですが、翌日の入りが「早朝」ということや
翌日が豪雨の予想が出始めたことから、
安全を考えて今回は宿泊を選択。

オートポリス場内にも宿泊施設はありますが、
あいにくビッグレースということもあり、満室。
周辺のホテルや旅館も満室続き。
ようやくあった宿泊施設をギリギリで押さえ、泊まることになりました。

日もとっぷり暮れたころ、山を下り、
周辺の飲食店もあまり見当たらず、
コンビニで夕食を調達し、宿泊施設へチェックイン。

「お~、和室か。珍しいなぁ。」
「部屋に風呂はないから、近くに入りにいかないといけないのね」
「Wi-fiがないから、テザリングで資料作るか…」
「予選結果がこうだから、グリッドは多分…」

チェックインの時は曇り空だったのが、
外は少しずつ雨が降り出したのが、カーテン越しに分かりました。

「よし、明日は早いから、寝よう」
心に決めて、和室に敷かれた布団に入った夜11時。

「4時に起きれば、温泉入っても、出発には間に合うだろう」


……
………

どれだけの時が経ったかはわからない。
でも、視線を感じる。
何か窓の外から目線を感じる。
なんだ、この冷たい感じ。

「今、何時だ?」
身体が動かない。
眼は開けども、石のように、
自分の身体の制御が効かない。

なんだ。
これは、いわゆる、金縛り!?
白い気配が近づいてくる…!!


……
………

ふと力が戻り、我に返る。
時計を見る。「午前3時」
カーテンが気になり、開けてみる。
窓の外を見る。
色々な意味で納得。

今更寝るのも考えようで、
熱い風呂に入り、お湯の出ないシャワーに苦しみ、
早々にチェックアウト。

雷鳴轟く早朝。
2日目のオートポリスへ向かうのでした。

  教訓  
計画をもって、ホテルは早めに予約しておこう。

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